「敷島館を予約したいけど、敷島館と本館の違いが分からず、どっちを選べば失敗しない?」と迷っていませんか。
決定的な違いは客室露天風呂の有無と参道側の景観にあるため、本記事では全室の料金や特徴を比較し、あなたに最適な部屋の選び方をズバリ解説します。
敷島館と本館の違いが分からず予約に迷うのはなぜ?結論は露天風呂と景観です
結論からお伝えしますと、敷島館と本館の決定的な違いは「客室に専用の露天風呂があるかどうか」と「金刀比羅宮に続く表参道の情緒ある景観を楽しめるかどうか」の2点に絞られます。
| 比較項目 | 本館 | 敷島館 |
|---|---|---|
| 客室露天風呂 | 一部客室にあり(桧・陶器など) | なし(全室シャワーまたはユニットバス) |
| 窓からの景観 | 敷地の奥にあるため参道は見えにくい | 金刀比羅宮の表参道に面している |
| 部屋の広さ | 19平米(和ダブル)〜49平米(和洋室など) | 25平米(和ツイン)〜54平米(和フォース) |
| 料金の目安 | 22,000円〜36,300円前後 | 26,400円〜28,600円前後 |
| 建物の雰囲気 | 和モダンで機能的な新しい造り | 旧館の面影を残す歴史的な和の情緒 |
客室露天風呂(桧・陶器)が付いているのは「本館」の一部客室のみ
せっかくの温泉旅行、誰にも邪魔されず好きなだけお湯を楽しみたいと考える方は多いはずです。
客室にいながらプライベートな入浴時間を満喫できる露天風呂は、本館にしか用意されていません。
本館の和洋室や和フォースといった上位グレードの客室には、木の香りが心地よい桧風呂や、肌触りのなめらかな陶器風呂が備え付けられています。
実はこちらの客室露天風呂は温泉ではなく沸かし湯なのですが、それでも夜風を感じながら大切な人とゆっくりお湯に身を委ねる贅沢な時間は、旅の満足度を大きく引き上げてくれます。
金刀比羅宮の表参道を見下ろす景観を楽しめるのは「敷島館」側の客室
宿の窓から見える景色は、旅行の非日常感を演出する大切な要素です。
かつて国の登録有形文化財であった旧敷島館の貴重な建築資材を用い、その美しい外観を見事に再現したのが敷島館の棟です。
こちらの客室はすべて金刀比羅宮へ続く表参道側に面しており、窓を開ければ昔ながらの門前町の風情や、参拝客の活気ある空気感を肌で感じることができます。
夕暮れ時に提灯へ明かりが灯るノスタルジックな風景は、敷島館の客室を選んだ方だけの特別な特権と言えるでしょう。
「本館」は19平米の和ダブルから49平米の和洋室までバリエーションが豊富
旅のスタイルは人それぞれだからこそ、部屋の選択肢が多いことは大きなメリットになります。
敷地の奥に新設された本館は、1人旅やカップルでの身軽な旅行にぴったりな19平米のコンパクトな和ダブルから、ご褒美旅行に使いたい49平米の広々とした和洋室まで、非常に幅広い間取りが用意されています。
機能性と和モダンのデザインが融合した空間は、新しさと清潔感を重視する方にぴったりです。
予算や同行者の人数に合わせて、自分たちにちょうどいいサイズの部屋をピンポイントで選べるのが本館の強みです。
「敷島館」は25平米の和ツインから54平米の和フォースまで広めの和の造り
家族やグループでの旅行なら、荷物を広げても余裕のあるゆったりとした空間が欲しくなります。
敷島館の客室は一番コンパクトな部屋でも25平米あり、最大で54平米を誇る和フォースまで、全体的にゆとりのある設計になっているのが特徴です。
歴史ある和風旅館の情緒をたっぷりと残した内装は、畳の上で足を伸ばしてくつろぎたいという日本人の心をホッとさせてくれます。
おじいちゃんやおばあちゃんを連れた三世代でのご旅行でも、窮屈な思いをすることなく、みんなで和気あいあいと過ごすことができます。
夕朝食の会席料理や無料の夜鳴きそば・貸切風呂などのサービス面に違いは一切なし
部屋の違いでサービスに差が出ないか不安に思うかもしれませんが、その心配はまったく無用です。
共立リゾートの代名詞とも言える、夜更けの小腹を満たしてくれる無料の醤油ラーメン「夜鳴きそば」はもちろん、何度でも無料で湯めぐりができる4つの貸切風呂(竹・檜・岩・陶)は、どちらの館に宿泊しても同じように楽しめます。
夕食時の彩り豊かな和会席や、瀬戸内の海の幸を堪能できる朝食も、プラン内容が同じであれば提供されるメニューに一切の差はありません。
館外への観光だけでなく、宿の中での滞在そのものを存分に遊び尽くせる充実したサービスは、すべての宿泊客に平等に開かれています。
敷島館と本館で料金や間取りに明確な違いがあるのはなぜ?
同じ敷地内にある2つの館で、なぜ広さや価格帯にこれほどハッキリとした違いが生まれているのか、その背景を知ることでより納得して部屋を選ぶことができます。
本館は新しい機能的な和モダン設計のため1〜2名用のコンパクトな部屋が多いから
本館は現代の多様な旅行ニーズに応えるために、新しく効率的に設計された宿泊棟です。
そのため、無駄を省き機能性を高めた1〜2名専用の客室が多く配置されています。
面積をコンパクトに抑えることで、敷島館というブランドでありながら、比較的リーズナブルな価格で宿泊できるプランを実現しています。
寝るだけの空間と割り切って宿泊費を抑えたい若いカップルや、気軽な一人旅を楽しむ方にとって、このコンパクトさはむしろ居心地の良さに繋がります。
敷島館は旧館の情緒を引き継ぐため一部屋あたりの面積が広く価格がやや高いから
敷島館は、明治時代から続く歴史的な建物の風情を現代に蘇らせるという特別なコンセプトを持っています。
昔の立派な旅館がそうであったように、廊下や客室の随所にゆとりを持たせた贅沢な空間の使い方がなされています。
客室露天風呂が付いていないにもかかわらず本館の標準的な部屋よりも少し価格が高めに設定されているのは、この「歴史的景観の維持」と「一部屋あたりの広さ」という付加価値があるためです。
琴平の歴史に思いを馳せながら、広々とした畳の部屋で優雅な時間を買うと考えれば、決して高い買い物ではありません。
本館の露天風呂付き客室は最上階など限られた場所にしか配置されていないから
本館にある露天風呂付きの客室は、水回りの配管構造や建物の耐荷重、そして外からの視線を遮るプライバシー保護の観点から、最上階などごく一部の限られた場所にしか造られていません。
部屋数が非常に少ないうえに、専用の露天風呂という強力な魅力があるため、どうしても宿泊料金は高価格帯に設定されます。
限られた空間だからこそ、そこには最上級のくつろぎと、特別な日を祝うのにふさわしい静寂が約束されています。
敷島館と本館のどちらを予約すべき?目的別の選び方と手順
それぞれの特徴を理解したところで、実際にあなたの旅行の目的に合わせてどちらの館のどの部屋を選べばよいのか、具体的な手順をご案内します。
| 旅行の目的 | おすすめの部屋タイプ | 料金目安(1名あたり) |
|---|---|---|
| 夫婦・カップルの記念日 | 本館 露天風呂付客室(和洋室など) | 27,500円〜 |
| 家族・グループで広々滞在 | 敷島館 和フォース | 28,600円〜 |
| 観光メインでコスパ重視 | 本館 和ダブル | 22,000円〜 |
カップルでプライベートな温泉を楽しむなら「本館の露天風呂付客室(27,500円〜)」を選ぶ
結婚記念日や恋人の誕生日など、お二人だけの特別な時間を過ごすなら、迷わず本館の上層階にある露天風呂付客室をおすすめします。
大浴場の利用時間を気にすることなく、朝の澄んだ空気の中でも、星空が広がる深夜でも、好きな時に好きなだけお湯に浸かれる自由は格別です。
広い居間と寝室が分かれた49平米の和洋室なら、湯上がりにソファで冷たい飲み物を味わいながら、語り合う時間をたっぷりと持てます。
宿泊料金は1名27,500円からと少し張りますが、それ以上の思い出と満足感を得られることは間違いありません。
ファミリーでこんぴらさんの風情と広さを満喫するなら「敷島館の和フォース(28,600円〜)」を選ぶ
活発なお子様を連れた家族旅行や、気心知れた友人たちとのグループ旅行なら、敷島館の和フォースが最高の選択肢になります。
54平米という館内最大級の広さを持つこの部屋は、和ベッドが並ぶ寝室空間と、みんなで車座になって語り合える居室空間がしっかりと確保されています。
窓の外に広がる表参道の景色を眺めながら、「明日はあのお店でうどんを食べようか」と翌日の計画を立てるのも楽しいひとときです。
大浴場や無料の貸切風呂を利用すれば部屋に露天風呂がなくてもお風呂遊びは十分に満喫できるため、広さと景観を優先して敷島館の情緒を味わい尽くしてください。
宿泊費を抑えて大浴場や観光をメインにするなら「本館の和ダブル(22,000円〜)」を予約する
こんぴらさんへの長い石段を上るのがメインの目的で、宿では美味しい食事と大浴場に入れれば十分というアクティブな方には、本館の和ダブルが最適です。
19平米というコンパクトな間取りですが、シモンズ社製の寝心地の良いベッドや、清潔なシャワーブースなど、快適に眠るための設備は完璧に整っています。
宿泊費を1名22,000円台からに抑えることができるため、浮いた予算を香川名物の骨付鳥の夕食や、帰りの交通費のアップグレードに回すという賢い使い方ができます。
部屋にバスタブはありませんが、館内には素晴らしい大浴場と4つの貸切風呂があるため、お風呂に困ることは全くありません。
敷島館と本館を予約する際の注意点と周辺エリアの代替宿
いざ予約サイトを開く前に、いくつか知っておくべき大切な注意点と、万が一希望の部屋が空いていなかった場合の代替案をお伝えしておきます。
敷島館側の客室には一切露天風呂がないため大浴場の利用を前提に計画する
歴史的な景観を誇る敷島館の棟ですが、構造上の理由からこちらの客室には一つも露天風呂が設置されていません。
一部の部屋にはユニットバスが付いていますが、せっかくの温泉宿ですから、大きなお風呂に入りたくなるのが自然な心理です。
そのため、敷島館を予約する場合は、必ず1階にある大浴場や無料の貸切風呂を利用する前提でスケジューリングをしてください。
貸切風呂は予約制ではなく空いていれば自由に入れるシステムのため、チェックイン直後や夕食の早い時間帯など、混み合わないタイミングを狙って湯めぐりを楽しむのがコツです。
本館のプレミアムリラックスツイン(全1室)などは争奪戦になるため2ヶ月以上前に予約する
本館の中でも最も豪華で、49平米の広さに桧の露天風呂を備えた「プレミアムリラックスツイン」という部屋は、館内にたった1室しか存在しません。
他にも和洋室タイプの露天風呂付き客室は数が限られているため、紅葉の季節や連休、週末などはあっという間に予約が埋まってしまいます。
もし誕生日のお祝いなどで特定の部屋を狙うのであれば、旅行の日程が決まった段階ですぐに動く必要があります。
希望の日付から最低でも2ヶ月前、できれば3ヶ月前には予約サイトをチェックし、部屋を押さえておくことを強くおすすめします。
サウナ付きや町家一棟貸しなど全く違う滞在を求めるなら周辺の「琴平リバーサイドホテル」なども比較する
もし敷島館の予算が合わなかったり、もっと違うスタイルの旅行を求めている場合は、琴平エリアの他の宿に目を向けてみるのもひとつの手です。
例えば、よりリーズナブルにサウナや大浴場を楽しみたいなら、同じ琴平町内にある「琴平リバーサイドホテル」が選択肢に入ります。
あるいは、ホテルや旅館ではなく、自分たちだけのプライベートな空間で暮らすように滞在したいなら、周辺に点在する古民家を改修した一棟貸しの町家ステイを探すのも面白いでしょう。
敷島館の圧倒的な和のホスピタリティとは方向性が異なりますが、旅の目的に合わせて様々な選択肢を持っておくことで、より豊かな旅行体験を作ることができます。
旅の目的に合わせて最適な部屋を選び、ことひら温泉の滞在を満喫しよう
敷島館と本館の違いを紐解いていくと、単なる建物の違いではなく、そこでどんな時間を過ごしたいかという旅行者の想いに寄り添った設計になっていることが分かります。
プライベートな湯浴みと静寂を愛するなら本館の露天風呂付き客室を、情緒ある門前町の景色と広々とした和の空間をみんなで分かち合うなら敷島館を選んでみてください。
こんぴらさんの長い石段を上り終えたあとの心地よい疲労感を、温かい温泉と美味しいお料理で癒やす時間は、きっと忘れられない思い出になります。
あなたの旅のスタイルに一番しっくりと馴染む部屋を見つけて、素敵な琴平の休日を心ゆくまでお楽しみください。

