大津市が気になる一方で、「住んではいけないって本当?」「どの辺を避ければいい?」と不安になるのは自然です。
ただ、街は広く、同じ市内でも駅距離・夜道・道路環境・地形で暮らしやすさが変わります。
この記事は、断定ではなく“見落としがちな条件”を拾って、あなたが自分で判断できる形にするためのガイドです。
夜の帰宅導線の見方、渋滞の確認、災害(低地・川・迂回)のチェック、買い物距離、最終便まで、内見で使えるチェックリストも用意しました。
大津市はやばい?結論:避けるべきは「場所」より「条件」
結論は「湖側か山側か」より、毎日の動線条件で決まる
大津市は、琵琶湖沿いの湖岸エリアと、比叡山方面へ向かう山側エリアで、暮らしの感覚が変わりやすいです。
ただし「湖側はダメ」「山側が安全」みたいに単純化すると外しやすいです。
同じ湖岸でも、駅徒歩・夜の明るさ・幹線道路沿いかどうかで体感は変わります。
同じ山側でも、坂の角度や雪・凍結、バスの本数で負担が変わります。
大津市で“やばい”になりやすいのは、この3条件の重なり
不安が強く出るのは、だいたい次の重なりです。
1つだけなら対策できますが、3つ重なると生活ストレスになりやすいです。
- 夜の帰宅導線が暗い/見通しが悪い(駅から家までの道)
- 幹線道路(国道1号・161など)や抜け道で騒音・大型車が多い
- 低地・川沿い・湖岸近くで、雨の日の移動や迂回が面倒になりやすい
主要エリアのざっくり像(固有名詞は“怖がるため”ではなく整理のため)
大津駅周辺は、京都方面への通勤を意識したい人が検討しやすい中心のひとつです。
石山駅周辺は、電車の利便と生活施設のバランスを見て選ぶ人が多い印象になりがちです。
浜大津(京阪の拠点周辺)は、人の動きが多い時間帯と静かな時間帯の差が出やすいので、昼夜確認が効きます。
瀬田方面は車・道路との付き合い方で快適さが変わりますし、堅田方面は湖岸の風・冬の体感や車の必要度をセットで見たいです。
大津市が「やばい」と言われる理由
「治安が心配」よりも“夜道の不安”が言葉になりやすい
大津市に限らずですが、「治安が悪い」というより「夜の帰り道が心細い」と感じた体験が、“やばい”の検索につながりやすいです。
駅前が明るくても、住宅側へ入った途端に街灯が減るケースはあります。
川沿い・線路沿い・大きい公園の縁など、見通しが切れる導線は体感が変わります。
「渋滞がやばい」になりやすいのは、幹線とボトルネックの存在
国道1号や国道161など、京都・湖西方面へ抜ける動線は時間帯で混み方が変わります。
特に通勤時間帯、連休、雨の日は“いつもより動かない日”が出ます。
車で動く前提の人ほど、渋滞はストレスになります。
逆に電車中心なら、道路ストレスはかなり減ります。
災害は「水」と「坂」の両方が論点になる
琵琶湖と瀬田川周辺は、水に関するハザードの見方が大事になります。
一方で山側は、坂・崖感・落ち葉で滑りやすい道、凍結などの“移動リスク”が論点になりやすいです。
「どちらが安全」ではなく、「避難のしやすさ」と「迂回路の作りやすさ」で判断すると失敗しにくいです。
生活コストの不安は「車が必要か」「駐車場」「光熱費」のセット
大津市は駅近だと車なしでも成立しやすい一方、少し外れると車の有無で生活が変わります。
車が必要になると、駐車場代・ガソリン・保険に加えて、渋滞による時間コストも乗ってきます。
さらに湖の湿気や底冷えを感じる住まいだと、除湿や暖房の使い方で光熱費の体感が変わります。
住んではいけないと言われがちな場所の共通パターン
パターン1:駅からの帰宅導線が「暗い+見通しが悪い+逃げ道が少ない」
これは大津市に限りませんが、夜の不安が増えやすい条件です。
大津駅・石山駅・浜大津周辺でも、駅前だけ見て決めるとミスマッチが起きます。
「家までの最後の700m」が不安だと、毎日積み上がります。
パターン2:幹線道路・抜け道沿いで、騒音と大型車の影響が強い
国道1号・161に近いこと自体が悪いわけではありません。
ただ、窓を開けた時の音、夜間のトラック、信号の加減速音は物件ごとに差が出ます。
在宅ワークや子どもの睡眠がある家庭は、音の相性が出やすいです。
パターン3:低地や川・湖岸近くで「雨の日に動けない」導線になっている
水のリスクは“浸水するかどうか”だけでなく、通行止めや迂回のしにくさが生活に効きます。
スーパーや駅へ行く道が限られていると、雨の日に体感の不便が増えます。
瀬田川や湖岸が近いエリアを検討するなら、日常ルートの代替を先に作っておくのがコツです。
パターン4:坂・凍結・風で「徒歩と自転車が詰む」条件の組み合わせ
比叡山方面の坂が絡むと、同じ距離でも疲労が変わります。
冬の凍結、湖からの風、日陰が多い道が重なると、自転車生活が厳しくなることがあります。
車ありなら解決することもありますが、駐車場の取り回しや道幅もセットで見たいです。
大津市で後悔しない家探しのやり方
ステップ1:「車なしで暮らせる?」を駅距離と買い物動線で判定する
まずは大津駅・石山駅・浜大津など、基準になる駅(または主要バス路線の停留所)を決めます。
次に、日常の行き先を固定して距離を測ります。
- 平日の通勤通学の起点(駅・職場・学校)
- スーパー・ドラッグストア・病院
- 子どもがいるなら保育園・小学校までの動線
- 雨の日に歩けるか(屋根の少なさ、坂、信号待ち)
ステップ2:「帰宅導線チェック」を手順化して、夜の不安を潰す
昼に良く見える街でも、夜の見え方は別物です。
内見日とは別日でもいいので、同じ時間帯で歩いて確認します。
帰宅導線チェック手順
- 駅(例:大津駅・石山駅・浜大津)を出た直後の明るさと人通りを確認する
- 住宅街に入る分岐点で、街灯の密度と見通し(曲がり角・植え込み)を確認する
- 「歩道幅」と「車道との距離」を見る(すれ違いが怖くないか)
- もし不安を感じたら、一本外の道に“逃げ道ルート”が作れるか確認する
- コンビニや交番など、駆け込める明るい点が途中にあるかを確認する
- 雨の日を想像して、水たまり・暗がり・傘で見えにくい箇所をチェックする
ステップ3:「災害チェック」を手順化して、低地・川・迂回の弱さを見抜く
大津市は水と坂の両方が関係しやすいので、地図の見方を決めておくと迷いにくいです。
災害チェック手順
- 物件の標高感をざっくり把握する(周辺より低い“くぼみ”がないか)
- 近くに川(瀬田川など)や湖岸がある場合、普段使う道が水で分断されないかを想像する
- 避難先になりそうな“高い場所”へ、徒歩で行けるルートが2本以上あるか確認する
- 橋・踏切・細い道など、ボトルネックが避難導線に入っていないか確認する
- 大雨の日の写真や地面の跡(排水溝の位置、雨水の流れ方)を現地で見る
- 坂のあるエリアは、雨の日に滑りやすい勾配・落ち葉・日陰の凍結ポイントを確認する
内見チェックリスト(短時間でミスを減らす)
- 夜の導線:駅から家まで歩いて、暗い区間と見通しの悪い区間をメモする
- 音:窓を開けて、国道1号・161方面の走行音、踏切、救急車ルートの気配を確認する
- 渋滞:平日朝・夕方に、物件前の道路が詰まりやすい動きになっていないか見る
- ハザード:低地かどうか、川・湖岸が近い時の迂回ルートが作れるか確認する
- 最終便:最寄りバス停があるなら、平日と土日の最終便の差を確認する
- 買い物距離:スーパーまで「徒歩で何分」かを、坂と信号込みで体感する
- 駐車場:車ありの場合、出入りのしやすさと道路の見通し(右折が怖い等)を確認する
- 湿気:収納・北側の壁・窓の結露跡、におい、換気の通りを確認する
- 日当たり:南向きでも隣家や山で影が出る時間帯があるので、午前と午後の光を想像する
大津市が合う人・合わない人+よくある質問
大津市が合う人
京都方面へ通勤通学したいけど、住環境は落ち着いたところも検討したい人は相性が出やすいです。
電車中心で動ける前提(大津駅・石山駅・京阪沿線の駅周辺など)を作れる人は、車ストレスを減らしやすいです。
湖の景色や水辺の散歩など、琵琶湖の近さを生活の満足に変えられる人も合いやすいです。
大津市が合わないかもしれない人
毎日車移動が前提で、渋滞に強いストレスを感じやすい人は、道路条件の見極めが必須になります。
坂や凍結、風があると自転車が難しいタイプの人は、駅距離だけで判断しない方が安全です。
湿気や結露が苦手な人は、築年数より「換気」「日当たり」「収納のにおい」を優先して見ると後悔が減ります。
よくある質問:大津市で「どの辺が住みやすい?」はどう考える?
「この地区が良い」と断定するより、条件で絞るのが確実です。
おすすめの考え方は、次の組み合わせです。
- 電車通勤なら「主要駅から徒歩圏+夜の導線が明るい+買い物が近い」
- 車中心なら「幹線に出やすいが直沿いではない+渋滞の抜け道が複数+駐車場が楽」
- 水が不安なら「低地を避ける+高い場所へ徒歩で逃げられる+迂回路が2本」
- 坂が不安なら「平坦な買い物動線+冬の凍結ポイントが少ない道+バスの選択肢」
よくある質問:治安はどう見ればいい?
数字だけより、生活導線で見た方が判断しやすいです。
駅前が明るくても、家までの道が不安なら体感は悪くなります。
夜に「同じ時間帯」で歩いて、明るさ・人通り・逃げ道・歩道幅を確認するのが一番効きます。
よくある質問:湿気やカビが心配。大津市はどう対策する?
琵琶湖が近いぶん、体感として湿気を意識する人はいます。
ただ、地域のせいというより「部屋の条件」で決まることが多いです。
北側の収納、窓の結露跡、換気扇の効き、部屋干しの導線を内見で確認すると判断しやすいです。
よくある質問:観光地が近いと住みにくい?
三井寺や石山寺など観光動線がある場所は、曜日や季節で人の動きが変わることがあります。
住みにくさの正体は「週末の車の流れ」や「駐車場待ちの列が生活道路に乗るかどうか」になりがちです。
平日と週末の両方で道路の動きが想像できると安心です。

