カプセルホテルを初めて利用しようとしたとき、「やばい」「危ない」「やめとけ」という言葉が頭をよぎった経験はありませんか。
この「やばい」という言葉には複数の意味が含まれています。
セキュリティへの不安から来る「やばい」もあれば、防音の悪さへの「やばい」、女性が感じる「やばい」、逆に安さや快適さに驚く「やばい」まで、人によってまったく意味が異なります。
この記事では、それぞれの「やばい」に正面から向き合い、実態を正確にお伝えします。
初めてカプセルホテルに泊まる方でも、女性一人で利用を検討している方でも、読み終えたあとに「何に気をつければいいか」がはっきりわかる内容になっています。
そもそも「カプセルホテルがやばい」と検索される4つの理由
カプセルホテルに関する不安は、大きく4つのカテゴリに分類できます。
まず、この整理を最初に行っておくことで、自分がどの「やばい」を気にしているのかを把握しやすくなります。
| カテゴリ | 検索例 | 気にしている内容 |
|---|---|---|
| セキュリティへの不安 | 防犯カメラ・鍵ない怖い・盗難 | 荷物や貴重品が盗まれないか |
| 女性利用への不安 | 女性 危険・男女共用 危険・襲われる | 女性一人で泊まって大丈夫か |
| 他人とのトラブル不安 | 音漏れ・うるさい・トラブル | 騒音や迷惑行為に遭わないか |
| デメリットへの不安 | 息苦しい・最悪・やめとけ | 空間が狭くて快適に眠れるか |
セキュリティへの不安
「カプセルのカーテンは誰でも開けられるのでは」「荷物を置いて外出したら盗まれるのでは」という心配は、多くの初利用者が感じる最初の疑問です。
カプセル内に鍵がかからない構造は事実であり、この不安は全くの的外れではありません。
ただし、施設全体のセキュリティの仕組みを知ると、イメージよりずっと安全であることがわかります。
女性利用への不安
「男性と同じ空間に泊まることになるのでは」「夜中に廊下で知らない男性とすれ違ったら」という不安は、特に女性一人で利用を考えている方に多い心配です。
施設によって構造は大きく異なり、女性専用フロアが完備されている施設も増えています。
他人とのトラブル不安
「いびきがうるさかったら眠れない」「アラームを鳴らしたら迷惑になる」「電話している人がいて夜中に騒がしかったら」という音や騒音への不安も検索数が多いカテゴリです。
これはカプセルホテルの構造上、完全にゼロにはできない問題ですが、対処法を知っておけばほとんどのケースに対応できます。
デメリット(使い勝手)への不安
「狭くて息苦しくならないか」「臭くないか」「体が大きいと入れないのでは」といった居住性への疑問です。
こうした不安は実際に泊まったことがない人にとっては想像しにくく、事前に実態を知っておくことが大切です。
カプセルホテルの基本構造を知れば不安は半分消える
カプセルとはどんな空間か(初心者向け実態説明)
カプセルホテルのカプセルは、一人分の睡眠スペースとして設計された縦横約1メートル×奥行き約2メートルの箱型の空間です。
内部には枕・布団・コンセント・照明・テレビ(施設による)などが備えられており、ベッドとしての機能は十分に備わっています。
カプセルは縦に2段積み重なった構造が多く、上段と下段で料金や体感温度が異なることがあります。
施設によって違いはありますが、一般的なカプセルの仕様は以下のとおりです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 幅 | 約90〜100cm |
| 奥行き | 約200〜210cm |
| 高さ | 約100〜110cm |
| コンセント | 通常1〜2口 |
| 入口仕切り | ロールカーテンまたは引き戸 |
鍵はかからない=ロールカーテンのみ、という前提
多くのカプセルホテルにおいて、カプセル内に鍵はかかりません。
入口の仕切りはロールカーテンや引き戸であることがほとんどで、外側から物理的に開けることは可能な構造です。
これはカプセルホテルを利用するうえで知っておくべき大前提です。
だからこそ、貴重品はカプセル内に置かず、施錠できるロッカーに保管するという行動原則が重要になります。
近年は、引き戸に簡易ロックがつくタイプの施設も増えており、セキュリティへの配慮は年々高まっています。
セキュリティゾーン(カードキー)の仕組み
カプセルの入口に鍵がなくても、施設全体のセキュリティは別の仕組みで守られています。
チェックイン時に受け取るセキュリティカード(ICカード)がなければ、カプセルエリア(寝室フロア)には入ることができない構造になっている施設がほとんどです。
つまり、宿泊者以外の外部の人間がカプセルエリアに侵入することは基本的にできません。
この仕組みは「セキュリティゾーン」と呼ばれており、ホテルのオートロック機能と同等の役割を果たしています。
カードを持った宿泊者同士が同じ空間にいることにはなりますが、「見知らぬ外部の人間が自由に入ってくる」という状況は防がれています。
【安全性】セキュリティは本当に大丈夫か
監視(防犯)カメラの設置場所と盗難抑止効果
カプセルホテルには必ず防犯カメラが設置されています。
一般的な設置場所は以下のとおりです。
| 設置場所 | 目的 |
|---|---|
| ホテルの建物入口 | 外部者の侵入記録・抑止 |
| カプセルエリア入口 | 宿泊者の出入り記録 |
| 廊下・共用スペース | 不審行動の監視 |
| ロッカールーム周辺 | 盗難の抑止 |
なお、カプセル内部や浴室・シャワールームには設置されていません。
プライベートな空間が守られていることは明記しておきます。
防犯カメラは「何かあったときの証拠」としての役割と同時に、カメラの存在そのものが不正行為の抑止力になっています。
盗難が発生した場合、カメラ映像をもとに警察への被害届が可能であり、泣き寝入りにならない環境が整っています。
カードキー・セキュリティゲートの実態
多くの施設では、カードキーをかざすことでカプセルエリアへの扉が開く電子ロック式の入退室管理が導入されています。
これにより、宿泊者以外がエリアに入ることは物理的に困難です。
ただし、すべての施設が同じ水準を維持しているわけではありません。格安施設や古い施設では、セキュリティゲートが設置されていないか、管理が手薄なケースもあります。
予約前に公式サイトや口コミでセキュリティ設備を確認する習慣をつけることが重要です。
スタッフ常駐・夜間管理体制の確認方法
スタッフが24時間常駐している施設と、深夜は無人になる施設では、トラブル発生時の対応力に大きな差があります。
以下の方法で事前に確認しておくと安心です。
公式サイトの「施設案内」や「よくある質問」に「24時間フロント対応」の記載があるかを確認する方法が最もシンプルです。
記載がない場合は、予約前に電話またはメールで「夜間にスタッフはいますか」と直接問い合わせることをおすすめします。
また、口コミサイト(Google マップ、じゃらん、楽天トラベルなど)で「夜間」「スタッフ」「対応が早い」といったキーワードを含む口コミを探すのも有効な方法です。
【盗難・防犯】貴重品管理で絶対やること
カプセル内に置いてはいけないもの
カプセルに鍵がかからない以上、以下のものをカプセル内に置いたまま離れることは避けてください。
- 財布・現金
- スマートフォン・タブレット
- ノートパソコン
- カメラ・レンズなどの撮影機材
- パスポート・身分証明書
- クレジットカード・キャッシュカード
外出時・入浴時はこれらを必ずロッカーに移すか、身につけて持ち歩くことが大原則です。
「少しの外出だから」「シャワーだけだから」と荷物をカプセルに残していくことが、盗難被害の大半を占めています。
ロッカーの活用とスーツケースのワイヤーロック
カプセルホテルには、チェックイン時にロッカーが割り当てられます。
ロッカーには鍵(または暗証番号)がかかるため、貴重品はここに保管するのが基本です。
ロッカーのサイズは施設によって異なり、大型スーツケースが入らない場合もあります。その場合、スーツケースは荷物置き場に置くことになりますが、施錠できないケースが多いため、ワイヤーロックを使って固定柱や棚に括り付けておくと安心です。
ワイヤーロックは1,000〜2,000円程度で購入でき、スーツケースの丸ごと持ち去りを防ぐ効果があります。
枕元管理のコツ
就寝中に限っては、スマートフォンや財布など頻繁に使う貴重品を枕元に置くことは理解できます。
その場合は、貴重品をまとめて小型の巾着袋やポーチに入れ、枕の下や寝袋の中に入れておく方法が効果的です。
外に出ていないからといってカプセル内が完全に安全というわけではないため、目の届く位置・体に触れている位置に置くことを意識してください。
【女性の安全】女性一人・女性専用フロアの実態
女性専用フロアがあるホテルの選び方
女性がカプセルホテルを安全に利用するうえで最も重要なのが、女性専用フロアの有無です。
女性専用フロアのある施設では、男性が立ち入れないエリアにカプセルが設置されており、夜間の移動やシャワー利用も安心して行えます。
予約時に確認すべきポイントは以下のとおりです。
| 確認項目 | 見るべき場所 |
|---|---|
| 女性専用フロアの有無 | 公式サイトの施設案内、予約ページの客室タイプ |
| 女性専用シャワー・浴室の有無 | 設備一覧、口コミ |
| セキュリティゲートの有無 | 施設案内、写真 |
| 夜間スタッフの有無 | FAQページ、問い合わせ |
楽天トラベルやじゃらんでは、「女性専用」「女性フロア」で絞り込み検索ができます。
予約ページに「女性専用」の記載がなく判断できない場合は、ホテルへの電話確認が最も確実です。
男女共用エリアでの注意点
女性専用フロアがない施設、または共用ラウンジや浴場が男女混在になっている施設を利用する場合は、以下の点に注意が必要です。
まず、共用スペースでの滞在時間を最小限にするよう意識してください。
ラウンジで長時間過ごす際は、荷物を手の届く範囲に置き、貴重品は体から離さないようにします。
シャワーや洗面台の利用タイミングは、できるだけ混雑していない時間帯(早朝や午前中の早い時間)を選ぶと快適に利用できます。
廊下やエレベーターでの移動が不安な場合は、フロントスタッフに相談することを遠慮しないでください。
正規のスタッフは安全管理のために配置されており、「廊下で気になる人がいた」という相談を受け付けることも業務のうちです。
「女性限定のカプセルホテルがやばい」は本当か?
「女性限定のカプセルホテルがやばい」という言い回しを見かけることがありますが、結論から言うと、このフレーズが示すような「女性専用のカプセルホテルが特別に危険」という事実はありません。
この言い回しが広まっている背景には、「女性専用と書かれていても本当に安全なのか」という不安が含まれていると考えられます。
実態としては、女性専用フロアや女性専用施設はむしろ安全性が高く、女性一人旅の需要に応えるために設計されたサービスです。
口コミ評価を見ると、女性専用フロアのある施設は女性利用者からの評価が高い傾向にあり、「安心して眠れた」「スタッフの対応が丁寧だった」という声が多く見られます。
「女性限定でやばい」ではなく、「女性限定だから安心できる」が正確な理解です。
ビジネスホテル女性一人泊との比較
カプセルホテルとビジネスホテルを女性の安全性という観点で比較すると、以下のようになります。
| 比較項目 | カプセルホテル | ビジネスホテル |
|---|---|---|
| 個室の施錠 | カプセルに鍵なし(ロッカーに鍵あり) | 客室にデッドボルト施錠あり |
| 女性専用エリア | 施設による(あり・なし両方) | 基本なし(フロアが混在) |
| 価格帯 | 2,000〜5,000円程度 | 6,000〜15,000円程度 |
| 夜間のプライバシー | カプセル内は他者から見えない | 客室内は完全個室 |
| 防犯カメラ | 共用エリアに設置 | 共用エリアに設置 |
| スタッフ対応 | 施設による | 多くは24時間対応 |
ビジネスホテルは完全個室という安心感がある一方、コスト面での差は大きいです。
女性専用フロアが整備されたカプセルホテルを選べば、安全性の面でビジネスホテルと大きな差はなく、価格面では大幅なメリットがあります。
【音・騒音】いびき・アラーム・話し声はどのくらい気になるか
実態:思ったより聞こえない理由(カプセル構造)
「カプセルホテルは音が筒抜けでうるさい」と思っている方は多いですが、実際に宿泊した人の多くが「思ったより静かだった」と感じています。
その理由はカプセルの構造にあります。
カプセル内では頭を奥側(通路と逆方向)に向けて寝る設計になっているため、外の音は足元方向から入ってくる形になります。
入口のロールカーテンや引き戸は完全な防音ではありませんが、音の直接的な通り道を遮断する効果があります。
また、現代のカプセルホテルは古い施設に比べて壁材や構造の吸音性が高まっており、隣のカプセルの音が聞こえにくくなっている施設も増えています。
とはいえ、完全な防音ではないため、以下の状況では音が気になることがあります。
- 通路側を歩く人の足音・引き戸の開閉音
- いびきが特に大きい人が近くにいる場合
- 夜間に電話やアラームが鳴り続ける場合
いびきへの対処法(耳栓・上段下段の選び方)
他の宿泊者のいびきが気になる場合、最も有効な対処法は耳栓です。
フォームタイプの耳栓(耳に入れると膨らむタイプ)は遮音性が高く、1,000円前後でドラッグストアで購入できます。
旅行用の耳栓でも十分ですが、「NRR値(遮音値)」が高いものを選ぶと効果的です。
カプセルの段の選び方については、以下の傾向があります。
| カプセルの位置 | 特徴 |
|---|---|
| 上段 | 通路を歩く音が遠くなる。熱がこもりやすい |
| 下段 | 上段からの振動が気になることがある。涼しい |
どちらが良いかは個人差があります。音に敏感な方は、予約時に「上段希望」と記載しておくと配慮してもらえる施設もあります。
アラーム・目覚まし時計のマナーと使い方
「アラームを使うと周りに迷惑になるのでは」と心配している方は多いですが、スマートフォンのアラームを使うこと自体は多くの施設で禁止されていません。
ただし、守るべきマナーがあります。
- アラームは必ずマナーモード(バイブのみ)に設定するか、イヤホンを接続した状態で鳴らす
- 一度で起きられるよう、連続スヌーズは避ける
- 5分以上鳴り続けるような設定はしない
一部の施設にはカプセル内備え付けの目覚まし機能やアラーム機能があり、その施設のルールに従うのが最善です。
チェックイン時にもらう案内書や、カプセル内の注意書きを必ず確認してください。
スマートフォンの光が気になる場合は、アイマスクを併用すると周囲への影響も最小限にできます。
電話・話し声トラブルはスタッフに言っていい
深夜に電話で話し続けている人や、複数人でカプセルエリア内で話し声を出している人がいた場合、自分で直接注意するよりもスタッフに伝えることをおすすめします。
直接注意してトラブルになるケースが過去にも起きているためです。
フロントスタッフに「カプセルエリアで音が気になります」と伝えると、スタッフが注意しに行くか、状況を確認してくれます。
夜間スタッフが常駐している施設であればすぐに対応してもらえます。
深夜にフロントまで行くのが難しい場合は、施設によっては内線電話や館内アプリからの連絡手段が用意されている場合もあります。チェックイン時に確認しておくと安心です。
【居住性・不快感】息苦しい・臭い・狭いは本当か
息苦しさ・閉所感の実態と対策
「息苦しい」「閉所恐怖症だと無理そう」という声は実際にあります。
カプセルは天井が低く(約100cm前後)、左右も1メートル程度の空間であるため、閉所感を覚える方がいるのは事実です。
ただし、多くの利用者が「慣れれば気にならない」「むしろ落ち着く」と述べており、特にカーテンを少し開けておく、背を向けて頭を奥側にする、カプセル内の照明を落とすといった対処で体感がかなり変わります。
以下の方がカプセルホテルを苦手と感じる傾向があります。
- 狭い空間で強い圧迫感・パニックを感じる閉所恐怖症の方
- 暗闇が怖い方(照明のオンオフは自分で操作できます)
閉所恐怖症の方は、事前にカプセルの実際の写真や動画を確認し、自分が許容できる広さかどうかを判断することをおすすめします。
最近は天井が高めに設計された「プレミアムカプセル」タイプの施設もあり、閉所感が軽減された空間を提供している施設も増えています。
臭いが気になる施設の見分け方
カプセルホテルの「臭い」問題は、施設の清潔さと管理体制に直結しています。
臭いが発生しやすい原因としては、カプセル内の寝具が頻繁に交換されていない、換気が不十分、古い建物で排水・空調の清掃が不十分といったケースが挙げられます。
事前に臭いのある施設を避けるための見分け方は以下のとおりです。
| 確認方法 | 注目ポイント |
|---|---|
| 口コミ確認 | 「臭い」「においが気になった」「寝具が古い」などの記述 |
| 施設の開業年・改装年 | 築年数が古く改装情報がない施設は要注意 |
| 清掃に関する記述 | 「毎日清掃」「リネン交換」の記載があるか |
| 写真確認 | カプセル内の写真が清潔感のある状態かを確認 |
どれだけ立地が良くても、口コミに「臭い」が複数件書かれている施設は避けることをおすすめします。
一方、チェーン系の大手カプセルホテル(安心お宿、ナインアワーズなど)は清掃基準が統一されており、品質が安定しています。
体格が大きい人・背が高い人の注意点
カプセルの奥行きは約200〜210cmが一般的です。
身長180cm程度であれば問題なく収まりますが、185〜190cmを超えてくると足が突っかかるケースがあります。
体格が大きい方(横幅が広い)については、幅90〜100cmのカプセルでは窮屈に感じることもあります。
事前にできる対策は以下のとおりです。
- 予約前に施設へ問い合わせてカプセルの内寸を確認する
- 「ワイドカプセル」「プレミアムカプセル」など広めのタイプを提供している施設を選ぶ
- 口コミで「大柄でも問題なかった」という声があるかを確認する
外国人旅行者も多く利用する施設は、体格の大きい方にも対応した設計になっていることが多いです。
【トラブル実例】実際に起きたトラブルと回避法
よくあるトラブル事例(騒音・盗難・迷惑行為)
カプセルホテルで実際に報告されているトラブルは以下のようなものです。
| トラブルの種類 | 具体的な事例 | 発生しやすい状況 |
|---|---|---|
| 騒音 | 深夜の電話・アラーム・いびき | 管理体制が手薄な施設 |
| 盗難 | カプセル内・共用スペースでのスマホ・財布の紛失 | 貴重品をカプセルに放置したとき |
| 迷惑行為 | 他の宿泊者からの声かけ・視線 | 男女共用エリアのある施設 |
| 設備トラブル | ロッカーが開かない・シャワーのお湯が出ない | 古い施設・清掃が不十分な施設 |
| 荷物の取り違え・紛失 | 傘・スリッパの取り違え | 共用の収納スペースがある場所 |
これらのトラブルのほとんどは、施設選びと事前の対策で大幅に回避できます。
盗難については「カプセルを離れるときは必ずロッカーを使う」、騒音については「耳栓を持参してスタッフに報告する」、迷惑行為については「女性専用フロアがある施設を選ぶ」という対応が基本です。
「女性限定のカプセルホテルがやばい」の真相
ネット上で「女性限定のカプセルホテルがやばい」という表現が出回っていますが、これは「女性専用施設が危ない」という意味ではありません。
この表現が生まれた背景の一つとして、「女性限定と謳っているにもかかわらず男性が侵入した」という事件が過去に報道されたケースがあります。
ただし、これは施設のセキュリティ管理の問題であり、「女性専用施設全体が危険」という結論にはなりません。
選ぶ際に注意すべきは「女性専用」と書いてあるかどうかではなく、「セキュリティゲートが機能しているか」「スタッフが常駐しているか」という管理体制の実態です。
口コミで「実際に女性専用エリアが守られていたか」を確認し、評価の高い施設を選ぶことが最善の対策です。
カップル利用時の注意点
カプセルホテルはカップルで利用することも可能ですが、基本的には男女で別々のカプセルに泊まる形になります。
男女共用フロアがある施設では、カップルが隣同士・上段下段のカプセルを取ることができる場合があります。
ただし、これは施設によって異なり、予約時にリクエストできる施設とできない施設があります。
カップルでの利用を想定している場合は、予約前に「カップルで隣同士のカプセルを取れますか」と施設に問い合わせることをおすすめします。
なお、二人で同じカプセルに入ることは、施設ルール上禁止されています。
安全なカプセルホテルの選び方チェックリスト
予約前に確認すべき7項目
安全なカプセルホテルを選ぶために、予約前に以下の7項目を確認することをおすすめします。
| 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|
| ① 女性専用フロアの有無(女性の場合) | 予約ページ・公式サイト |
| ② セキュリティゲート(カードキー)の有無 | 施設案内・写真 |
| ③ 防犯カメラの設置状況 | 施設案内・口コミ |
| ④ 鍵付きロッカーの有無とサイズ | 施設案内・スペック表 |
| ⑤ スタッフの夜間常駐の有無 | FAQ・電話問い合わせ |
| ⑥ 口コミ評価(特に女性・初利用者の声) | 楽天トラベル・じゃらん・Google |
| ⑦ 立地の治安・アクセスの良さ | Google マップで周辺確認 |
これら7項目を全て確認するのに10〜15分もあれば十分です。
予約の速さより確認の丁寧さを優先することが、後悔しない選択につながります。
口コミの見るべきポイント(女性レビューの読み方)
口コミはカプセルホテル選びにおいて最も信頼できる情報源の一つです。
ただし、口コミを読む際にはポイントを絞って読むことが重要です。
特に女性が確認すべきポイントは以下のとおりです。
- 「女性一人でも安心できた」という記述があるか
- 「夜間の雰囲気が穏やかだった」という記述があるか
- 「スタッフの対応が丁寧だった」という記述があるか
- 「音が気にならなかった」という記述があるか
逆に以下の記述がある施設は注意が必要です。
- 「夜間に騒がしかった」
- 「スタッフがなかなか来なかった」
- 「臭いが気になった」
- 「セキュリティが機能していなかった」
複数のレビューサイトで同じような指摘が繰り返されている場合は、その施設の課題として認識しておくべきです。
やめとけ判断基準(格安・立地・管理体制)
以下の条件が重なる施設は、「やめとけ」判断の目安になります。
1泊2,000円を大幅に下回る超格安施設は、セキュリティや清掃にコストをかけていないリスクが高くなります。
立地については、繁華街の奥まった場所・夜間に人通りが少ないエリアにある施設は、周辺環境の治安面でリスクが高まります。
管理体制については、口コミで「スタッフがいなかった」「何かあっても対応してもらえなかった」という記述がある施設は避けるべきです。
「安さ・立地・評価」の3要素のバランスを見て、どれか一つだけで選ぶのではなく総合的に判断することが重要です。
実は「やばい」くらい快適な側面も知っておく
ここまでリスクや注意点を解説してきましたが、カプセルホテルには「やばいくらい良い」と感じる側面もたくさんあります。
利用を検討している方には、デメリットだけでなくメリットも正確に知っておいてほしいです。
価格の安さ(ビジネスホテルとの差額)
カプセルホテルの最大のメリットは、圧倒的な価格の安さです。
| 宿泊タイプ | 平均価格(東京都内・1泊) |
|---|---|
| カプセルホテル | 2,500〜5,000円前後 |
| ビジネスホテル(シングル) | 8,000〜15,000円前後 |
| ビジネスホテル(女性向け) | 10,000〜18,000円前後 |
繁忙期や連休中はビジネスホテルの価格が跳ね上がりますが、カプセルホテルは比較的価格が安定しています。
2泊・3泊の旅行では、この差額が1〜3万円になることも珍しくありません。
立地の良さ(繁華街・駅直結が多い理由)
カプセルホテルは都市部の駅近・繁華街の中心にあることが多いです。
立地の良さはカプセルホテルの大きなアドバンテージの一つで、「安いホテルを選んだら駅から15分歩く場所だった」という経験をしたことがある方には特にメリットが実感しやすい点です。
終電を逃した際の緊急宿泊先としても、駅から徒歩圏内のカプセルホテルは非常に重宝されています。
ラウンジ・サウナなど共用施設の充実
近年のカプセルホテルは、寝るだけでなく滞在を楽しむための施設として進化しています。
施設によっては以下のような設備を備えています。
| 設備 | 内容 |
|---|---|
| ラウンジ・リラックスルーム | 広い共用スペースで食事・仕事・読書が可能 |
| サウナ・大浴場 | 天然温泉を備えた施設も増加 |
| コワーキングスペース | Wi-Fi完備・電源充実 |
| キッチン | 自炊が可能な施設も |
| マッサージチェア | セルフケアができる施設 |
ビジネスホテルでは部屋にこもるしかない時間も、カプセルホテルなら広い共用スペースで快適に過ごせます。
この体験に「やばいほど快適だった」と感じる利用者が増えているのも事実です。
カップル・長期滞在での活用法
カプセルホテルはソロ利用だけでなく、カップル旅行や長期出張・長期旅行での利用にも向いています。
カップルの場合、隣同士のカプセルを確保することで宿泊費を大幅に節約しながら旅行を楽しめます。
長期滞在の場合、1週間の滞在であればビジネスホテルと比較して数万円の差が出ることも珍しくありません。
キッチン付きの施設を選べば食費の節約にもなり、出張や旅行の総コストを大幅に削減できます。
よくある質問(FAQ)
カプセルホテルは本当に危険?
すべてのカプセルホテルが危険なわけではありません。
セキュリティゲート・防犯カメラ・鍵付きロッカー・スタッフ常駐という設備と体制が整った施設を選べば、安全に快適に利用できます。
「安い施設を何も確認せずに予約する」という選び方のほうが、トラブルのリスクを高めます。
女性一人でも泊まれる?
女性一人でも問題なく泊まれます。
女性専用フロアのある施設・口コミで女性評価が高い施設を選ぶことで、安全性はさらに高まります。
女性の一人旅需要が増えているため、女性向けのサービスを強化している施設は増加傾向にあります。
鍵がないのに荷物は大丈夫?
カプセル自体に鍵はありませんが、鍵付きロッカーがあります。
貴重品はロッカーに保管することを徹底すれば、盗難リスクは大幅に下がります。
カプセルを離れるときは必ずロッカーに移す、この一点だけ守れれば問題になるケースはほとんどありません。
いびきがうるさかったらどうする?
耳栓を持参することが最初の対策です。
それでも気になる場合は、フロントスタッフに申し出てください。
スタッフが状況を確認・対応してくれます。自分で直接注意すると逆にトラブルになるケースがあるため、スタッフへの申告が最善の対応です。
アラームは使っていい?
使えますが、マナーモードにするかイヤホン接続で音が外に漏れない状態で使うことがマナーです。
スピーカーで外に音を出すアラームを鳴らし続けることは周囲への迷惑になります。
施設によっては注意事項に記載されているため、カプセル内の案内を確認してください。
初心者が失敗しないためには?
初めてカプセルホテルを利用する方が失敗しないための要点は3つです。
まず、価格だけで選ばずにセキュリティと口コミを確認してから予約することです。
次に、貴重品はロッカーに必ず預けることです。「少しだけだから」という油断が盗難被害の入口になります。
最後に、耳栓とアイマスクを持参することです。音と光への対策をするだけで、睡眠の質が大きく変わります。
この3点を守るだけで、初回のカプセルホテル体験が「快適だった」に変わる確率は格段に高まります。


