「ホテルニューアカオとロイヤルウイングの違いは何?どっちに泊まるべき?」と迷っていませんか。
この記事では、2023年の統合による現在の名称と、客室や食事、絶景露天風呂などの特徴を徹底比較し、あなたに最適な宿泊棟の選び方を解説します。
ホテルニューアカオとロイヤルウイングの違いとは?どっちに泊まるべき?
かつての「ロイヤルウイング」は2023年の統合によって現在は「ホライゾン・ウイング」へ名称が変更されており、子連れで活気ある滞在を楽しむなら「オーシャン・ウイング(旧本館)」を、夫婦やカップルで静かにリゾートを満喫するなら「ホライゾン・ウイング」を選ぶのが正解です。
熱海を代表するこの広大なリゾートは、どちらの棟に宿泊するかで旅の思い出がまったく違うものになります。
以下の表に、それぞれの棟の特徴をまとめました。
| 比較項目 | オーシャン・ウイング(旧本館) | ホライゾン・ウイング(旧ロイヤルウイング) |
|---|---|---|
| メインの客層 | 子連れファミリー、グループ、三世代 | カップル、夫婦、静かに過ごしたい大人 |
| 建物の雰囲気 | 圧倒的な昭和レトロ、豪華絢爛、活気がある | エレガント、落ち着き、現代的なリゾート |
| 立地と景色 | 海の真上に建ち、波しぶきを感じる近さ | 高台に建ち、熱海の海と空を広く見渡せる |
| 食事の基本 | 巨大シアターレストランでの豪華ビュッフェ | 落ち着いたレストランでのフレンチや和食 |
統合で「ロイヤルウイング」は「ホライゾン・ウイング」へ名称変更
長年熱海に通われている方にとって、ロイヤルウイングという響きは特別な上質感を持つ名前として記憶されているかもしれません。
しかし、休業期間を経て2023年夏にグランドオープンを迎えた際、2つの施設は「ホテルニューアカオ」という一つの巨大なリゾートとして完全に統合されました。
この統合に伴い、旧ロイヤルウイングは新しく「ホライゾン・ウイング」という名称で生まれ変わっています。
名前こそ変わりましたが、ロイヤルウイング時代から高く評価されていたホスピタリティや、ゆったりとした静かな空間づくりは、現在のホライゾン・ウイングにも色濃く受け継がれています。
昭和レトロな活気を楽しむなら「オーシャン・ウイング(旧本館)」
扉を開けた瞬間、まるで昭和の華やかな時代にタイムスリップしたかのような感動に包まれるのがオーシャン・ウイングです。
赤い絨毯や巨大なシャンデリア、そして至る所に施された贅沢な意匠は、現代の効率重視のホテルでは絶対に味わえない唯一無二の魅力を持っています。
館内は常に活気に満ちており、お祭り広場での催し物や、卓球、ゲームコーナーなど、子どもから大人までが笑顔になれる仕掛けが満載です。
波の音がすぐ近くに聞こえる客室に集まって、家族みんなでワイワイと賑やかな夜を過ごしたい方には、こちらの棟が圧倒的におすすめです。
落ち着いたリゾート滞在なら「ホライゾン・ウイング(旧ロイヤルウイング)」
一方で、日々の喧騒から離れて心からの休息を求めたい方には、ホライゾン・ウイングが最良の選択肢となります。
オーシャン・ウイングの賑やかさとは対照的に、こちらの棟は一歩足を踏み入れた瞬間から、静寂と優雅な空気が漂っています。
客室も全体的にゆとりを持った作りになっており、高台から見下ろす相模灘の青い海は、何時間見ていても飽きることがありません。
記念日の旅行や、夫婦でゆっくりと語り合うような大人の旅には、この落ち着いた環境が最高のスパイスになります。
食事会場の違い(豪華なメインダイニング錦 vs エレガントなボヌール)
旅行の最大の楽しみである食事も、宿泊する棟によって会場の雰囲気が大きく変わります。
オーシャン・ウイングで多くの方が利用する「メインダイニング錦」は、まるでオペラ座のようなすり鉢状の巨大な空間で、目の前に広がる海を見ながら和洋中の豪華なビュッフェを堪能できます。
ライブキッチンで作られる出来立ての料理の数々は、視覚的にも味覚的にも気分を高揚させてくれます。
対してホライゾン・ウイングでは、エレガントなフレンチレストラン「ボヌール」や日本料理「舞」など、落ち着いた空間でじっくりとコース料理や上質な食事を味わうことができます。
大切な人との会話を楽しみながら、静かなディナータイムを過ごしたい方はホライゾン・ウイングの食事プランがぴったりです。
絶景露天風呂「スパリウムニシキ」へのアクセスのしやすさ
ホテルニューアカオの代名詞とも言えるのが、海と一体化するようなインフィニティデザインが美しい絶景露天風呂「スパリウムニシキ」です。
この素晴らしい温泉はどちらの棟の宿泊者も利用できますが、施設全体が非常に広いため、宿泊する棟によって移動の負担が変わってきます。
スパリウムニシキはオーシャン・ウイング側に位置しているため、1日に何度もこの露天風呂に入りたい、湯冷めせずにすぐ部屋に戻りたいという温泉重視の方には、オーシャン・ウイングが非常に便利です。
ホライゾン・ウイングからは連絡通路を通って少し歩く必要がありますが、道中から見える景色も美しいため、ちょっとしたお散歩気分で向かうことができます。
なぜ雰囲気が違う?オーシャン・ウイングとホライゾン・ウイングの構造的背景
2つの棟の雰囲気が大きく異なるのは、海の上にせり出すように建てられた旧本館と、高台に守られるように建てられた旧ロイヤルウイングという、根本的な立地構造の違いがあるからです。
それぞれの地形が持つ特徴を知ることで、なぜ館内の空気がこれほどまでに違うのかが深く理解できます。
海の上に建つ旧本館(オーシャン・ウイング)の歴史と絶景の理由
オーシャン・ウイングの最大の凄みは、錦ヶ浦の荒々しい断崖絶壁に張り付くように、文字通り海の上に建っているというその建築構造にあります。
窓を開ければ真下に白波が立ち、まるで豪華客船に乗っているかのような錯覚に陥るほどの近さで海を感じることができます。
露天風呂「波音」に入ると、打ち寄せる波の音がBGMとなり、大自然の力強さを肌で直接感じられます。
昭和の時代にこの険しい地形にこれほどの巨大施設を建てたという歴史的背景そのものが、オーシャン・ウイングの持つダイナミックな魅力の源泉です。
錦ヶ浦の高台に位置する旧ロイヤルウイングの静かな環境
一方で、現在のホライゾン・ウイングは、オーシャン・ウイングを見下ろすような少し小高い丘の上に位置しています。
海面から適度な距離と高さがあるため、波の音も心地よい遠音となり、穏やかな風だけが通り抜ける静かな環境が保たれています。
ロイヤルウイング時代から重宝されてきたこの立地は、プライベート感を守るために意図的に設計されたものです。
広大な海と空の境界線(ホライゾン)を同じ目線で眺めることができるため、心の中までスッと透き通るような開放感を味わうことができます。
館内移動の注意点(連絡通路とエレベーターの乗り換え構造)
これだけ広大な自然の地形を生かして作られているため、2つの棟を行き来する館内移動には少しだけコツが必要です。
オーシャン・ウイングとホライゾン・ウイングは専用の連絡通路で繋がっていますが、高低差があるため、途中でエレベーターの乗り換えが発生します。
初めて訪れた方は「いま自分が何階にいるのか分からない」と迷路のように感じることもありますが、それすらもこの巨大ホテルの醍醐味と言えます。
ご高齢の方や足元に不安がある方とご一緒の場合は、目的の施設(大浴場やレストランなど)に近い棟をあらかじめ選んでおくことが、快適な滞在への大きな鍵となります。
充実した滞在にするためのホテルニューアカオ攻略手順
ホテルニューアカオの広大な敷地と多彩な施設を遊び尽くすためには、チェックイン前からの行動計画と、館内での賢い時間配分が欠かせません。
限られた滞在時間を無駄にしないための、具体的な手順をご紹介します。
チェックイン前に「ACAO FOREST(アカオフォレスト)」を散策する
ホテルの充実度を高める最初のステップは、実はチェックインの前に始まっています。
ホテルから車ですぐの場所にある「ACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズ園)」は、相模灘を見下ろす丘に13のテーマガーデンが広がる絶景スポットです。
チェックインの15時より少し早めに熱海に到着し、まずはこの美しい庭園で季節の花々やカフェでのスイーツを楽しんでください。
心身ともにリフレッシュした状態でホテルに向かうことで、リゾート気分が最高潮に達したままチェックインを迎えることができます。
宿泊棟と館内移動時間を考慮して夕食・朝食のスケジュールを組む
チェックインを済ませたら、まずは館内マップを広げて夕食と朝食の会場までの移動ルートを確認することが重要です。
特にホライゾン・ウイングに宿泊して、オーシャン・ウイングのメインダイニング錦で食事をする場合、移動に5分から10分ほどかかることがあります。
食事の予約時間ギリギリに部屋を出ると慌ただしくなってしまうため、館内の昭和レトロな装飾や窓からの景色を楽しみながら、余裕を持って部屋を出発する計画を立てましょう。
途中の廊下にあるフォトスポットで記念撮影をする時間を組み込んでおくのも、旅行の思い出を増やす素敵な工夫です。
混雑時間を避けて「スパリウムニシキ」と「波音」の絶景風呂を満喫する
ホテルニューアカオには素晴らしいお風呂が複数ありますが、夕食前後の時間帯はどうしても混雑しがちです。
ゆったりと絶景を独り占めしたいのであれば、少し時間をずらす攻略法が有効です。
チェックイン直後の15時台や、多くの方が夕食をとっている19時前後、そして翌朝の早朝などは、比較的空いている穴場の時間帯です。
海との一体感を味わえる「スパリウムニシキ」と、海面までわずか5メートルという近さの「波音」という全く異なる2つのお風呂を、時間を変えて巡ってみるのが最高の贅沢です。
目的・同行者別!あなたにピッタリな宿泊棟の選び方
最終的な判断に迷ったら、誰と一緒にどんな思い出を作りたいかという「旅行の目的」から逆算して棟を選ぶのが一番確実な方法です。
ご自身のシチュエーションと照らし合わせて、最高の選択をしてください。
以下は、同行者別の最適なおすすめ棟の目安です。
| 旅行の同行者 | おすすめの宿泊棟 | その理由・おすすめポイント |
|---|---|---|
| 子連れファミリー | オーシャン・ウイング | 館内イベントが豊富で、少しくらい賑やかにしても安心な活気ある雰囲気だから。 |
| 三世代での家族旅行 | オーシャン・ウイング | 巨大ビュッフェで全員の食べたいものが揃い、昭和レトロな空間が祖父母世代に喜ばれるから。 |
| 夫婦・カップル | ホライゾン・ウイング | 静寂な環境で、コース料理を味わいながらゆっくりと二人の時間を過ごせるから。 |
| ひとり旅の休息 | ホライゾン・ウイング | 喧騒から離れ、海を眺めながら何もしない贅沢なリセット時間を堪能できるから。 |
子連れファミリーや三世代のワイワイ旅行なら「オーシャン・ウイング」
小さなお子様がいるご家族や、おじいちゃんおばあちゃんも含めた三世代での旅行には、迷わずオーシャン・ウイングをおすすめします。
射的や卓球などが楽しめる縁日コーナーや、季節ごとの館内イベントなど、子どもたちが目を輝かせて喜ぶ仕掛けがホテル中に散りばめられています。
また、祖父母世代にとっては、高度経済成長期の熱海の熱気をそのまま残したような豪華なシャンデリアや建築様式が、懐かしくも胸を打つ素晴らしい体験になります。
家族全員で浴衣を着て、巨大なダイニングで好きなものを好きなだけ食べるビュッフェの時間は、きっと一生色褪せない家族の思い出になるはずです。
カップルや夫婦の静かな記念日旅行なら「ホライゾン・ウイング」
結婚記念日や誕生日、あるいは日頃の感謝を伝える特別なご夫婦の旅行であれば、ホライゾン・ウイングの落ち着いた空間が二人の時間を優しく包み込んでくれます。
オーシャン・ウイングの賑やかさから少し距離を置いた静かなラウンジで、海を眺めながらウェルカムドリンクをいただく瞬間から、上質な大人の休日が始まります。
夜はフレンチや和食のコース料理に舌鼓を打ち、食後は静寂に包まれた海を窓から見下ろしながら、グラスを傾けて語り合う。
そんな、日常の慌ただしさをすべて忘れさせてくれるような、優雅でロマンチックな滞在が約束されています。
宿泊の時間が取れないなら「スパリウムニシキ」付き日帰り温泉プラン
どうしても宿泊の予定が組めないけれど、あの絶景を体験してみたいという方には、日帰り温泉プランという素晴らしい選択肢も用意されています。
大浴場「スパリウムニシキ」の利用に加えて、豪華なランチやオーシャン・ウイングでのディナービュッフェがセットになったプランを利用すれば、たった1日でもホテルニューアカオの魅力を十分に堪能できます。
休日の急な思いつきでも、都心から新幹線ですぐにアクセスできる熱海だからこそ叶う贅沢なリフレッシュ方法です。
まずは日帰りで施設の雰囲気を味わい、次回の長期休暇に改めて好みの棟を予約して宿泊するというお試しの利用としても大変おすすめです。
ホテルニューアカオとロイヤルウイングの違いを理解して最高の熱海旅行へ
それぞれの棟が持つ歴史とコンセプトの違いを知れば、あなたにとってどちらが最適か、もう答えは出ているはずです。
昭和の熱気と非日常のエンターテインメントを肌で感じるオーシャン・ウイングか、波音を遠くに聞きながら上質な静寂に身を委ねるホライゾン・ウイングか。
ご自身の旅行の目的や大切な同行者の笑顔を思い浮かべながら、あなたにぴったりの棟を選んでください。
事前によく検討して選んだそのお部屋が、今回の熱海旅行を忘れられない特別な思い出へと導いてくれるはずです。

